モデル関数コマンド

モデル関数コマンドにより、機械学習モデルの関数(メソッドとも呼ばれる)を表示できます。

Snowparkモデルレジストリ API を使って、Pythonでモデルとそのメソッドを作成し、管理することができます。

モデルメソッドの呼び出し

モデルのメソッドは、 model_name!method_name(...) 構文を使用して呼び出すことができます。モデルで利用可能なメソッドは、Pythonのモデルクラスによって決定されます。たとえば、モデルの型の多くは、推論に predict というメソッドを使用します。

メソッドは特定のモデルバージョンに添付されています。モデルのデフォルトバージョンでメソッドを呼び出すには、以下の構文を使用します。括弧の間にメソッドへの引数がある場合はそれを渡し、 FROM 句に推論データを含むテーブルの名前を指定します。

SELECT <model_name>!<method_name>(...) FROM <table_name>;
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モデルの特定のバージョンのメソッドを呼び出すには、まず WITH を使ってモデルの特定バージョンへのエイリアスを作成し、そのエイリアスを介して目的の関数を呼び出します。

WITH <model_version_alias> AS MODEL <model_name> VERSION <version_or_alias_name>
    SELECT <model_version_alias>!<method_name>(...) FROM <table_name>;
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たとえば、 LAST エイリアスを介してモデルの最新バージョンを呼び出すには、

WITH latest AS MODEL my_model VERSION LAST
    SELECT latest!predict(...) FROM my_table;
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